雑踏警備業務とは

雑踏警備は、警備業法において交通誘導警備と同じ2号警備業務にあたります。雑踏警備とは、文字どおり雑踏にて発生する事故や混雑の解消を促すための警備です。イベント会場や観光地など、多くの人が集まる場所では、群衆事故が度々発生しており、多数の死亡者を出した事例もあります。警備員は人員整理したり、安全な人流を誘導を行い、人々の歩行する導線を確保し、過密状態を緩和します。また、不審者や不審物を発見したり、災害時などの緊急時の対応など、あらゆるリスクを予測し、人々の安全を確保します。

入場規制

多くの来場者が集まるイベント、観光地では、一度に入場できる人数を制限し、列を作って順番待ちができるよう、あらかじめ決定した計画に沿って誘導し、群衆事故を防いだり、関係車両の通行を阻害しないよう制します。

立ち入り規制

袋小路になっている場所や用具室、関係者専用の通路など、人々が侵入し事故につながる可能性のある箇所を計画段階で洗い出し、警備員を配置したり、規制線を貼り侵入を防ぎます。

立ち止まり規制

入場待ちの行列などで、人々が立ち止まり滞留してしまうリスクを回避します。自動販売機、看板など、立ち止まる可能性のある箇所はあらかじめ閉鎖します。必要に応じて警備員が声掛けしたり、歩きたくなるようなデザインの標識を設置するなどの工夫をします。

進行方向の制限

入退場の人が衝突しないよう、進行方向を表示します。必要に応じて警備員は「走らない」「ながら歩きしない」などの安全な入退場を呼びかけます。

迂回路への誘導

会場によっては、入場口や最寄り駅、駐車場を一斉に目指すことにより、群衆事故が発生しやすい状況となります。入退場の際にはなるべく人々を迂回路(遠回りをしてもらう道)に誘導し、人々が集中しやすい箇所を事前に減らします。

Guardman秀虎が対応可能な雑踏警備員の主な現場

01

お祭り、博覧会

夏祭り、サミット、美術館、博物館での催事など

02

スポーツ、野外イベント

サッカー、プロ野球の興行、マラソン大会、ロックフェスなど

03

観光地(神社仏閣など)

神社仏閣の境内や、動物園、水族館、登山道への入口など

Guardman秀虎の雑踏警備員の資格保有者

国家資格保有者が多数在籍

警備資格の最難関である1級免許取得者含む多数の警備有資格スタッフが在籍しています。

雑踏警備1級 1名
雑踏警備2級 1名